トロントにスポーツが帰ってくる
トロントでファンを会場に迎えたスポーツ観戦が再開される
本記事まとめ
コロナワクチンの接種が広まるトロントでは、新規感染者数も減少、それに伴いビジネスの再開が予定より早く進められている。トロントをホームとするプロスポーツチームは、会場にファンを動員しての試合も少しずつ始まり、やっとスポーツがファンのもとへ帰ってきた。
For all those who tirelessly worked to keep our community, our home and loved ones safe—we say:
— Toronto FC (@TorontoFC) July 18, 2021
Thank you, and welcome back to the lakeshore.#TFCLive | @BMO pic.twitter.com/MFoa7IhKXh
トロントはプロスポーツチームが豊富
日本ではあまり知られていないと思いますが、カナダ東海岸、オンタリオ湖に面するトロントには、実はプロスポーツチームがたくさんあります。
有名なところでいうと、
- Toronto Blue Jays (野球)
- Toronto Maple Leafs (アイスホッケー)
- Toronto Raptors (バスケットボール)
その他にも、Toronto FC (サッカー)、Toronto Argonauts (フットボール)、Toronto Rock (ラクロス)、Toronto Wolfpack (ラグビー)などなど、大きなリーグの下部組織まで含めるともっとたくさんプロチームがあり、様々なスポーツを一気に楽しめる街になっています。
観客動員数に制限はあるものの、会場でスポーツ観戦を楽しめるように
そんなトロントですが、市や州が取り組んでいるワクチン接種が拡大するにつれ、徐々にビジネスの再開が進んできています。
その中のひとつが、ファンを会場に動員したスポーツ観戦です。
トロント市は、観客動員数に制限付きではあるものの、ファンを会場に入れたスポーツ観戦を許可し、7月18日には、Toronto FCが、(2020年3月ぶり)にシーズンパスを持つファンなどを中心にファンを会場に迎えて試合が行われました。
From us to you: ❤️❤️❤️#TFCLive pic.twitter.com/qgYJerTQRL
— Toronto FC (@TorontoFC) July 18, 2021
カナダでもサッカーは人気のスポーツで、Toronto FCも毎年熱狂的なファンを増やしているイメージです。 実はこのチームには、日本人選手もプレーされているんですよ。
アフターコロナのスポーツ観戦
現時点(2021年7月下旬)では、
屋外スポーツにおける観客動員数が15,000人となっています。
7月30日からは、Toronto Blue Jaysが2019年9月ぶりに仮ホームとしてたバッファロー(アメリカ)から、トロントのホームスタジアムで試合を行うことが発表されました。
大谷選手が大活躍だったMLBオールスターゲームでも見られたように、すでにアメリカのMLBチームは観客をフル動員して試合を行っているところもあり、トロントにとって待ちに待った日と言えるでしょう。
No place like home.
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) July 16, 2021
7.30.21 #WeAreBlueJays pic.twitter.com/DI90MaHaRO
オンタリオ州首長の緊急事態宣言の発表、カナダ首相の声から、これまで仮ホームとしてバッファローで試合を行ってきた選手たちのホームを思う声、ファンの顔、こどもたちの表情、トロントを象徴するCNタワーなど、感動的なプロモーションビデオになっています。今シーズンは残り僅かですが、来シーズン、トロントで大谷選手、菊池選手、ダルビッシュ選手など日本人選手はじめ、試合観戦できるのが本当に楽しみですね。
今のところ屋内スポーツ競技に関する制限については詳しくは分かりませんが、9月頃になれば、NHLのプレシーズンゲームが始まり、NBAも始まります。またトロントでエキサイティングな試合が繰り広げられ、ますますトロントのスポーツシーンが熱くなりそうです。
参考
https://toronto.ctvnews.ca/blue-jays-set-to-host-15-000-fans-in-return-to-toronto-shapiro-1.5513280